東京鍼科学研究会
偶数月に発行
新年を迎えて、1か月が過ぎました。読者の皆様におかれましては、お元気にお過ごしでしょうか。今年も、本誌をご愛読くださいますよう、よろしくお願い致します。
さて、昨年12月の定例研究会は、21日に、高宏文先生の司会で、「子供と女性に対する鍼治療と注意点」というテーマで行われました。子供に対しては、ごく軽い刺激が重要であること、また女性に対しては、胸部や鼠径部への施鍼時には十分配慮しなければならないことなどが話し合われました。
1月の定例研究会は、18日に、中丸仁先生の司会で、「手と肘の疾患に対する鍼治療」というテーマで行われました。手や肘に現れている様々な症状は、何が原因で起きているのかということを十分診察して、治療することが重要であることが確認されました。
2月の定例研究会は、15日に、藤森大悟先生の司会で、「腰部脊柱管狭窄症と腰部椎間板ヘルニアの治療」というテーマで行われます。
まだまだ寒い日が続きますが、体調には十分気をつけて、癒しの業にお励みください。
今年も災害の多い年でした。読者の皆様は大丈夫でしたでしょうか。被害に合われた方がおられましたら、お見舞い申し上げます。
今年一年も本誌『鍼の研究』をご愛読いただき、誠にありがとうございました。 至らぬことも多々ありますが、スタッフ一同、より良い雑誌にすべく努力してまいります。 今後も、本誌をご愛顧くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
さて、10月の定例研究会は、19日に、鹿倉加代子先生の司会で、「めまいに対する鍼治療」というテーマでおこなわれました。最初、司会者から、めまいの種類や特徴について詳細な説明がありました。 その後、興味不快臨床レポートが数例報告され、質疑応答が熱心におこなわれました。
11月の定例研究会は、16日に、鈴木明先生の司会で、「コミュニケーションと信頼関係」というテーマでおこなわれました。病状や治療計画の説明などのコミュニケーションも必要ですが、最も重要なことは治療効果を挙げることで、それが信頼関係に繋がるということが話し合われました。
12月の定例研究会は、21日に、高宏文先生の司会で、「子供と女性に対する鍼治療と注意点」というテーマでおこなわれます。
慌しい年の瀬、気候の変動の激しい昨今ですが、体調には十分気をつけて、癒しの業にお励みください。どうぞ、良い年をお迎えください。
猛暑の夏がようやく終り、秋の色がいよいよ深くなってきました。 読者の皆様におかれましては、急な気温の変化に体調を崩しておられませんか。
さて、8月の定例研究会は休会でした。 また、9月の定例研究会は、21日に佐藤泰造先生の司会で、「平方鍼法の基礎 治療法」というテーマでおこなわれました。
最初、司会者から、平方鍼法において重要なリンパ系の流れについて、股関節と 膝関節周囲を例に挙げて詳しい説明がありました。 その後、平方鍼法の基礎治療法について、基本的なやり方、特に処方について詳 細な説明がありました。
10月の定例研究会は、19日に、鹿倉加代子先生の司会で、「めまいに対する鍼
治療」というテーマでおこなわれます。
深まりゆく秋、お体には充分気をつけて、癒しの業にますますご活躍ください。
長雨で日照時間がほとんどなかった梅雨がやっと開けて、暑い夏がやってきま した。 読者の皆様には、お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。
さて、6月の定例研究会は、15日に、北村知司先生の司会で、「スポーツ障害 に対する鍼治療」というテーマでおこなわれました。 この日は、信愛福祉協会の評議委員会が持たれましたので、上京された地方の先 生方を交えて、12時半から15時まで臨床座談会がおこなわれました。
また、7月の定例研究会は、20日に、小林聖人先生の司会で、「パソコンやス マホの使い過ぎに対する鍼治療」というテーマでおこなわれました。 やはり、スマホやパソコンの画面を長時間見ることによって起きる疲れ目に対す る鍼治療が有効であるという症例の発表が多くありました。
8月の定例研究会は休会です。 また、9月の定例研究会は、21日に佐藤泰造先生の司会で、「平方鍼法の基礎治 療法」というテーマでおこなわれます。
猛暑の夏が当分の間続くと思われますが、どうか御身御自愛くださいますよう
に。
皆様のますますのご活躍をお祈り致します。
庭の片隅のあじさいの花が色を深める季節となりました。 皆様におかれましてはお元気にお過ごしでしょうか。
さて、4月の定例研究会は、20日に、年度初めの総会が持たれ、 平成30年度の会計決算の報告と、その承認がおこなわれました。 その他、ホームページの管理、スカイプによる他地区からの参加などについて、 今後考えていくことなどが話し合われました。
その後、葛山美香先生の司会で、「最適処方について」というテーマで、 臨床座談会がおこなわれ、処方についての基本的な考え方についての話がありました。
また、5月の定例研究会は、18日に、岸田博先生の司会で、 「平方鍼法とツボの鍼との違いについて」というテーマでおこなわれました。
今年度から、信愛福祉協会の評議員会は5月ではなく、6月に変更になりました。 その為、5月の研究会は、通常の1時から4時半までとなりました。 まず臨床座談会がおこなわれ、平方鍼法と経絡経穴の鍼治療の違いについて、 またそれぞれの特徴と良さについても話し合われました。
また、6月の定例研究会は、15日に、北村知司先生の司会で、 「スポーツ障害に対する鍼治療」というテーマでおこなわれます。
この日は、信愛福祉協会の評議委員会が持たれますので、 上京された地方の先生方を交えて、12時半から15時まで臨床座談会がおこなわれます。
間もなく鬱陶しい梅雨の季節となりますが、皆様、健康に充分留意して、癒しの技にお励みください。
新年度を迎え、花の便りもあちこちで聞かれる時候になってまいりました。 皆様におかれましては、お元気にお過ごしでしょうか。
さて、2月の定例研究会は、16日に、岡野五恵先生の司会で、 「アレルギー疾患に対する鍼治療」というテーマでおこなわれました。 小児の花粉症に対する鍼治療や、アトピー性皮膚炎の治療など興味不快症例が発表されました。 また、てい鍼の効果や使い方についても話し合われました。
また、3月の定例研究会は、16日に、葛山悟志先生の司会で、 「治療場所の取捨選択と技術の向上」というテーマでおこなわれました。 この日は信愛福祉協会の評議員会に参加されるために上京された地方の先生方を交えて、 活発な座談会がおこなわれました。効率良く効果的な治療成果をあげるための方法が話し合われました。
4月の定例研究会は、20日に、葛山美香先生の司会で、「最適処方について」というテーマでおこなわれます。 年度初めですので、最初総会をおこなう予定です。
今春は花粉の飛散量が多く、悩んでおられる方も少なくないことと思います。
皆様くれぐれも御自愛の上、癒しの業にご活躍くださいますように。